あなたの発信スタイルは、どこにある?
イケハヤさん×けいすけさん、二人のプロから学んだ”第三の戦略”
はじめに
SNSの発信を続けていると、ふとこんな問いが浮かぶことはないだろうか。
「自分は、誰かの真似をしているだけではないか。」
バズった人の投稿を参考に書き、有名インフルエンサーの口調を拝借し、結局は「自分の言葉」が消えていく。
そういう経験を、一度くらいはしたことがあるはずだ。
私、アースキーにも、そういう時期があった。
いや、正確に言えば、今もその問いと向き合っている途中だ。
今日は、Xのアルゴリズムが変化しようとしているタイミングで、自分の発信を根本から見直した話をしたい。
そしてその過程で、二人のプロフェッショナルから学んだことをもとに、「第三の発信スタイル」という考え方に辿り着いた話でもある。
あなたにも、自分だけのスタイルを見つけるヒントになれば嬉しいです。
1|Xのアルゴリズムが変わる、そのとき何を考えるか
Xのアルゴリズムに変化の兆しがある、という情報が流れてきた。
長文が優遇される。画像・動画の滞在時間が重要になる。1日に大量投稿するとインプレッションが下がる傾向がある。AI生成を使って大量投稿できるようになった今、数より質が問われる時代がきた——そういった内容だ。
これを聞いて、あなたはどう感じるだろうか。
「また変わったのか、じゃあ対応しなければ」と動く人もいる。
「結局、本質的な発信をすればいいだけだ」と構えない人もいる。
私はどちらでもなく、
「そもそも自分の発信スタイルって、
ちゃんと定まっていたっけ?」
という問いが、ぽろりと出てきてしまった。
アルゴリズムへの対応を考える前に、自分軸がないと何も始まらない。
そこで今日は、私が最近参考にしている二人のプロフェッショナル
——イケハヤさんとけいすけさん——の発信スタイルを分析しながら、
自分のポジションを整理してみたいです。
2|イケハヤさんというモデル——経営者の発信
イケハヤさんといえば、ブログ黄金期からXの時代、そして今のSubstackまで、時代の波を乗り越え続けてきた発信者だ。
彼の強みを言葉にするなら、「未来予測の速さ」と「ストーリーの熱量」だと思う。
新しいツール、新しいプラットフォーム、新しいコミュニティ。それらをいち早くキャッチし、自分のコミュニティに届ける。ただ情報を伝えるだけでなく、「これに乗ったほうがいい」「こっちが面白くなる」という熱と確信が乗っているのが彼の発信の核心だ。
Substackで書かれていた作曲の裏話も、そうだった。
自分の創作過程を小説のように語り、読者をその世界に引き込む。
スピード感と情報密度があり、最後には「こういう未来がくる」という断言で締まる。
彼が届けたい相手は、「新しいチャンスを探している人」「時代の流れに乗りたい人」「コミュニティに参加して一緒に動きたい人」だ。
忍者ダオというコミュニティを立ち上げ、今も多くの人を巻き込みながら経済圏を広げている。
まさに経営者として、大きな器でたくさんの人を動かす発信スタイルといえます。
3|けいすけさんというモデル——個人事業主の発信
一方のけいすけさんは、AIとプログラミングを武器に個人で全速力で駆け抜けているプログラマーだ。
彼の強みは「思考の構造化」と「再現性の高さ」にある。
SNSで話題になっている内容を言語化するのが非常にうまく、「なんとなくわかる」ことを「誰でも使えるフレームワーク」に落とし込む。教材を見れば明らかで、テンプレートや仕組みを提供し、それを実践・検証・改善するサイクルを自ら見せてくれる。
彼が届けたい相手は、「自分のスキルで稼ぎたい人」「仕組みで成果を出したい人」「個人の力を伸ばしたい人」だ。
フリーランスという立場から、「個人が動けば変わる」ということを体現している発信スタイル。
知識を「手渡せる形」に変える能力が、他の追随を許さないです。
4|なぜ、私は二人の真似ができないのか
正直に言う。
イケハヤさんの発信を見るたびに、「私もこんな熱量で書きたい」と思う。
けいすけさんの構造化を見るたびに、「私もこういうフレームワークを作れたら」と思う。
でも、何かが違う。
イケハヤさんの語る「新しい時代の波」を届けるには、私はトレンドの最前線にいない。
けいすけさんの「仕組みで再現できる」を語るには、私はプログラマーでもフリーランサーでもない。
私は病院で働く薬剤師だ。
毎日、薬を調剤し、医師・看護師と連携し、患者さんの前に立つ。
その現場で感じることは、華やかでもない。スピーディでもない。
でも、確実に何かがある。
それは「違和感」だ。
「なぜこの業務は、こんなに時間がかかるのか。」
「なぜ、このやり方はずっと変わらないのか。」
「なぜ、ここにいる人たちは、こんなに消耗しているのか。」
その違和感こそが、私の発信の起点になると気づいたのです。
5|第三の発信スタイル——現場のログを残す
二人のプロとの対話を通じて、私が辿り着いたスタイルを言葉にするとこうなる。
現場の違和感を、少しずつ紐解いて、小さな武器に変えていく。
具体的には、こういうことだ。
「なぜこれが不便なのか」という違和感を記録する
そこにAIを当てて「これで改善できるか?」と試してみる
失敗も含めた過程を、そのままログとして残す
それを読んだ誰かが「自分でもできそう」と感じる形で届ける
この発信で届けたい相手は、「現場で消耗している人」「変わりたいけど動けない人」だ。
特に医療従事者。でも、それだけじゃない。
どんな現場にも「変えたいのに変えられない」という経験をしている人がいる。
その人たちに、小さな一手を届けることが、私の発信の核心だと思っています。
そしてもうひとつ、大切なことがある。
それは、弱さを隠さないということだ。
完璧なノウハウだけを並べた発信は、読んでいてどこか遠い。
「この人には届かない」「私には無理だ」という壁を感じさせてしまう。
私が見せるべきは、失敗したログ、迷ったログ、それでも続けたログだ。
体温のある言葉で、リアルを共有する。
それが、私らしい発信スタイルだと確信しています。
6|三者を比べて見えてくるもの
ここで一度、三者のスタイルを整理してみよう。
どれが正しくて、どれが間違いということはない。
重要なのは、「自分はどのタイプか」ではなく、「自分の現場・経験・届けたい相手から逆算したとき、何が残るか」だ。
三者三様の発信が成立しているのは、それぞれが「自分にしかできない場所」に立っているからです。
7|あなたの発信スタイルは、どこにある?
最後に、あなたへ問いを一つ投げたい。
今、あなたが一番モヤっていることは何ですか?
仕事でもいい、日常でもいい、SNSそのものでもいい。
「なぜこうなんだろう」「なぜ誰もここに触れないんだろう」という感覚。
それが、あなたの発信スタイルの起点になる可能性がある。
バズを狙う必要はない。
たくさんのフォロワーを集める必要もない。
あなたの違和感を、あなたの言葉で、あなたの現場から届ける。
それだけで、誰かの小さな「一歩」の地図になる発信が生まれる。
イケハヤさんのように未来を語れなくていい。
けいすけさんのように仕組みをテンプレにできなくていい。
あなたにしか見えていない景色を、丁寧に言語化することが、あなたの武器だ。
私アースキーは、これからもそういう発信を積み上げていく。
地味で、目立たないかもしれないけれど、誰かの現場が1mmでも楽になる発信を続けることが、私の選んだスタイルです。
あなたはどんなスタイルを選びますか?
まとめ:三者三様が教えてくれたこと
イケハヤさん(経営者型):未来の波を捉え、熱量とストーリーで届ける
けいすけさん(個人事業主型):思考を構造化し、再現性の高いノウハウとして渡す
アースキー(現場人型):現場の違和感をログとして残し、体温のある言葉で届ける
Xのアルゴリズムは変わり続ける。
プラットフォームは入れ替わる。
でも、「自分軸」だけは、アルゴリズムには奪われない。
あなたの現場に、あなたの発信の種が眠っています。










めっちゃ共感できました!
僕もアースキーさんと同じです😊
イケハヤさんみたいな流行をキャッチする力もなければ、けいすけさんみたいに構造化・仕組み化するのも苦手です。
だけど、現場で働く人間として感じる"違和感"。特に、「変わりたいけど変われない」経験を僕自身がしているので、過去の失敗やそこから得た思考を発信するのが僕のスタイルだなと思っています☺️